いざ、鎌倉へ!
時代のニーズは変わるもので、諸賢の中には犬にもファッション性を追求する者もいよう。500円から5000円まで、タンクトップからハロウィン衣装までと、その種類は様々だ。と、ここで当然の疑問が浮かぶ。犬は服を着せられて気持ちが良いのだろうか?
生理学的な観点から言うと、犬には被毛があるので、服は全く不必要である。寒そうに見えるとつい心配しがちだが、アラスカの極地でもピンピンして橇を引いているハスキー犬の姿をご存知の通り、犬は自ら体温調整の出来る生き物なのだ。が、それなら犬は服を着せられると不快なのかと言えば、必ずしもそうでは無い。自分の奉公している主人が喜んでいる所を見るのは、彼らにとって何よりの至福だと考えられるからだ。
歌舞伎の傑作『鉢木』よろしく、犬は「いざ、鎌倉へ!」の忠誠心を持って、主人に尽くしているのである。
犬服通販鉢木(Wikipedia)