『四万温泉 積善館』では、宿泊客向けに316年の歴史を伝える館内ツアーと併せて、6月・7月に各月限定のイベントを始めている。
数々のドラマ・映画のロケ地に使用された老舗旅館
積善館は、江戸時代より続く創業316年の老舗宿であり、国の重要文化財を始め、群馬県近代遺産にも認定された建物を有し、文豪・芸術家や政治家など数々の著名人が来館している。また、「天国の駅」を始め、数々のドラマ・映画のロケ地としても使用され、最近では『千と千尋のモデル宿』として数多くのマスコミに取り上げられている。
この伝統ある旅館の中で、どうすれば日本の善さを伝え、来館者に愉しんでもらえるかと考え、『古き善き日本の慣習を現代の人々に愉しんでもらう』といったコンセプトのもと、さまざまなイベントを開催することとなった。
6月は、「和菓子の日」に因んだイベントを毎日開催し、好評を得ている。到着時に、古くからの「和菓子の日」の言い伝えをアレンジし、和菓子とお茶で出迎えているのだ。
7月には、各火曜日と水曜日・7月7日に、七夕に因んだ七夕灯りのイベントを行う。夕刻に積善館のラウンジ『猩々』前の中庭に、およそ500本のキャンドルを用いた天野川を再現するという。
316年の長い歴史を持つ湯宿 積善館の歴史の趣を感じながら、光が織り成す幻想的な夕べのひとときを過ごしてみてはいかがだろうか。
四万温泉 積善館