スーパークールビズ
今夏の電力不足解消の一環として、アロハシャツやTシャツ、サンダル姿など軽装での職場勤務を促す「スーパークールビズ」。開始日当初は肌寒かったこともあり、駅や会社でもスーツ姿の人も多かったが、環境庁からの呼びかけに応じて、社内での服装に軽装を認める旨が周知され始め、徐々に軽装で勤務人も増えてきたようだ。
夏の節電対策に和装
アロハシャツ、Tシャツ、サンダル姿という言葉を聞いて、甚平に下駄履きなど和装ではいけないのかと思ったのは記者だけではないはず。和装を夏の節電対策の1つととらえ一石を投じる会社が現れた。
昭和38年から和装製品を制作・販売してきた桐生の和装品メーカー伊田繊維株式会社は、主力である日本製にこだわった「和粋庵」、「IKISUGATA」のブランドは、2011年6月現在で、200以上の種類の作務衣、甚平を展開し、全国に販売している。
甚平川柳を募集
同社では40年以上にわたり制作・販売してきた「甚平」を、今年の夏の節電対策として、より広く啓蒙していくため、甚平川柳投稿キャンペーンとして、「甚平川柳」の募集を6月10日よりインターネット上で開始した。募集期間は8月10日まで。
甚平にまつわる悲喜こもごもを五・七・五に読み込んだ甚平川柳は、募集開始直後から1週間で200句以上寄せられ、恋愛や家族の機微を表現したもの、節電やクールビズなどの話題をテーマにしたものなどバラエティに富み、思わず笑顔になってしまうような作品が多いとか。
賞品として、最優秀賞には21,250円相当の「本麻甚平」、佳作5作品には7,250円相当の「綿しじら甚平」、さらに、特別賞として10作品に特製巾着を贈呈、審査結果発表は8月20日に甚平川柳投稿キャンペーンページで行われる。
ハガキや、ホームページの入力フォームからの応募のほかに、ツイッターでつぶやくという形でも応募ができ、気軽に参加できるようになっているので、興味がある人は参加してみてはどうだろうか。
甚平川柳投稿キャンペーンページ伊田繊維株式会社