留学生からみる日本人大学生
日本人大学生にとってキャンパスライフといえば、勉学、バイトと並んで恋愛も重要な位置を占めるだろう。大学生にとって恋人がいるのといないのとでは、大学生活が大きく違ってくると考えられているようである。しかも恋人がいないとうのは、何だかさびしい、かっこ悪いとうイメージさえも伴うようだ。欧米ではそういう考え方は理解しがたいという。みんながしているからといった「みんなが精神」というものが存在しないに等しいのだ。
京都の私立大学に通う留学生たちの「日本人大学生のカップルは何だかおかしいと思う」という声を多々聞いた。欧米の留学生から見ると、お互いが本当に好きで付き合っているのではなく、恋人がいないとかっこ悪いからという理由で付き合っているカップルが多いように感じるという。
偽りの愛
あるフランス人留学生から話を聞いた。カフェなどで恋人同士が食事をしているのをよく見るが、大抵のカップルはお互いに携帯をいじったり、何か違うことをし合ったりしているのだという。
また日本人の女友達5、6人(全員恋人がいる)がカフェでひたすら話し続けていた話題は、お互いの彼氏の悪口、不満だったという。2時間半に渡って繰り広げられていたそうだ。彼氏の服のセンスが悪いとか持ち物がおシャレではないなどなど、次々に並べたてられていたという。彼らから言わせれば、じゃあ一体何のために付き合っているのか?ただ利用しているだけのような感じに見えたという。
フェイクな自分ではなく・・・
これを読んで、ドキっとされた方もいるかもしれない。留学生たちの印象的な言葉は、「フェイクラブをしていたら、自分自身もフェイクになってしまうと思う」だった。確かに偽ってばかりいると、本当の自分の姿、気持ちすらわからなくなってしまいそうだ。日本人は周囲の目を必要以上に気にしすぎる傾向があるのではないだろうかと感じる。正直な自分自身で生きることの大切さを再認識させられる言葉ではないだろうか?
しかしながら、自分らしさと自分勝手を混合しないようにもしたい。
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