
株式会社 日本図書センターは、2010年7月、ヒロシマ・ナガサキ・沖縄、そして戦後65周年を祈念し、「平和文庫」シリーズをスタートする。
第1回目は、永井隆の『この子を残して』をはじめ、全5巻を同時発売する。
心に届け!戦後65周年
日本の戦後、そして今日を知るうえで、忘れてはならないのが戦争の記憶である。日本でも、かつて戦争がおこり、そしてその現実に直面して、そこから生まれた祈りがあったのだ。それが「平和文庫」である。
第1回ラインアップは、『この子を残して』、『夏の花』、『屍の街』、『原爆詩集』、『長崎の鐘』である。今後も、さらに珠玉の作品群を刊行していく。
戦争の悲劇と平和への祈りを語りつぎ、子どもにつたえる「平和文庫」は、映画作家の大林宣彦、女優の黒柳徹子、吉永小百合、脚本家の山田太一をはじめ、多くの人から推薦されている。
「平和文庫」は、どの作品からも、戦争のもたらす心の痛み、恐れ、不安、そして時には喜びまでもが、胸に伝わってくる。そして、まっすぐに、今日の私たちの心に届くだろう。ぜひ手にしていただきたい。
日本図書センター